80歳を過ぎても、なるべく施設には入らず、自宅で生活できるようにしたいな。
80歳を過ぎてくると、老人ホームやグループホームなどの施設に入る方もだんだん増えてきます。とはいえ、ほとんどの方が「なるべく慣れしたんだ自宅で老後を過ごしたい!」というのが本音でしょう。
そこで80歳を過ぎても、自宅で悠々自適に過ごすために必要なものを3つ紹介したいと思います。
80歳以上でも安心して生活するために必要なもの
今回は、後見業務や見守りサポートなどを普段から行っている私が、特に必要だと思うもの3つを紹介します。
まず前提として、後期高齢者であれば介護保険が適用されますので、介護度によって訪問介護を受けることができます。
なので、定期的に介護サポートを受けられれば、そこそこ安心して生活することは可能です。
でも、訪問介護も24時間ずっとそばにいてくれるわけではないので、完璧なものとはいえません。そこで、介護保険による訪問介護に追加して、自分や家族が、安心して自宅で生活するためのお金の使い道についてご紹介したいと思います。
自宅のリフォーム
年齢が80歳を越えるようになると、外出する機会も減り、自宅にいる時間帯が多くなってきます。
とはいえ、せっかく自宅にいても、転倒やケガ、体調不良が起こってしまうこともありえます。
そこで元気なうちに、住み慣れた自宅をバージョンアップ(リフォーム)してみてはいかがでしょうか。
たとえば、こんなリフォームはいかがでしょう?
- 段差をなくして転倒を防ぐ措置をとる。
- 階段に手すりをつける。
- 全部屋を床暖房の装置をつける。
- 風呂場を温泉宿のような豪華設備に改良する。
- 廊下の幅を広げる。
このように、自宅を介護施設のように再設計することで、施設に入る必要もなくなりますね。
家事代行サービス
- タンスやテーブル、本棚などの重い物の移動。
- 庭の草むしり、枝の切除、物置の整理。
- 散らかった部屋の整理整頓。
- おっくうになった料理。
自分でやろうとしても、いつになっても進まない家事ってありますよね?
誰かに頼もうと思っていても、身近に頼りになる人がいない場合は、ずっと放置されているケースも多く見られます。まさに「ゴミ屋敷予備軍」といえます。
多少お金に余裕のある方は、ぜひ家事代行サービスを利用してみてはいかがでしょうか?
お金という対価を支払って、これまでの不快や悩みが一気に吹き飛びますよ。そう考えれば、家事代行サービスも賢いお金の使い方といえます。
たとえば、3か月に1回のペースで家事代行サービスを利用してみるのはいかがでしょうか?
見守りサポート
快適な自宅で悠々過ごすことができたとしても、年をとると心筋梗塞や心不全、脳梗塞など、いつ突発的な発作が起きてもおかしくありません。
そんな緊急時には、時間との戦いです。
たとえば、脳梗塞になった場合には、早急に治療を受けないと回復は難しいと言われています。
自分で救急車を呼ぶのは、なかなか困難なときもあるでしょう。
そういうときに、助けとなる方法として、警備会社の見守りサポートや、民間の緊急通報システムを利用することも考えられます。
最近だとボタン一つ押すだけで、緊急サポートに来てくれるサービスもあるようです。価格もリーズナブルなものもあるようなので、自分への投資だと思って試してみる価値はありますね。
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80歳位以上の方は、お金は残すのではなく、使ってこそ意味がある
80代以上になれば、なかなかお金を使う機会は減ってきます。ほとんど医療費と生活費だけで、足りてしまう人も多いのではないでしょうか?
私がこれまで見てきた中でも、90代で資産1億円持っていた方もいました。
でも、お金だけたくさん持っていても自分の死後、墓場までお金を持っていくことはできません。せっかく得たお金は、生きているうちに使ってこそ意義があるのではないでしょうか?
自分のために使う。
誰かのために使う。
社会のために使う。
何でもいいです。
経済を回して、日本経済を活性化させるためにも、貯めるだけではなく、お金を回していく。
自分の生活のために最低限のお金は残しておいて、あとはなるべく使って有意義に使って人生を楽しんでください。
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